静岡県浜松市にあります
【腸もみ専門】3D腸デトックス&リンパエステサロンaoiです。
・コレステロールが高くなってきた!
・コレステロールを血液検査で指摘されるようになった
などのお悩みをお持ちの方にぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
コレステロールとは?
コレステロールは、細胞膜やホルモン、胆汁酸などの材料となる、脂質の一種で、健康維持に欠かせない物質です。
コレステロールの他の役割は、
・細胞膜の構成成分として、細胞と栄養分のやりとりを可能にする
・ホルモンや胆汁酸、ビタミンKの材料になる
・脂質の消化・吸収を助ける胆汁酸の原料になる
などがあります。
コレステロールは、
・体内で合成されるもの(70〜80%)
・食事から摂取するもの(20〜30%)
があり、体内の量は一定に保たれていて、
①LDLコレステロール
②HDLコレステロール
の2種類があります。
①LDLコレステロール(正常:70〜140m g /dL)
いわゆる「悪玉」と言われるコレステロール。
肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割をしていて、LDLがあること自体は問題ではないのですが、量が多くなってしまうと動脈硬化などを引き起こす原因になるのが問題です。
②HDLコレステロール(正常:40〜70mg/dL)
いわゆる「善玉」コレステロール。
・増えすぎたコレステロールを回収
・血管壁に溜まったコレステロールを取り除いて、肝臓に戻す働き
などがあります。
LDLコレステロールとは逆で、動脈硬化を抑制する働きがあります。
善玉・悪玉と名前がついているので腸内細菌と混乱される方が多いのですが、
腸内細菌とは別物になります。
閉経後にコレステロールが増える理由
女性のLDLコレステロールが更年期に入ると高くなりやすいのは、ホルモンバランスの変化が原因です。
閉経すると、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンのの分泌量が減少します。
エストロゲンは、女性らしさをつくるホルモンで、成長とともに分泌量が増え、生殖器官を発育、維持させる働きをもっています。
女性らしい丸みのある体形をつくったり、肌を美しくしたりする作用もあるホルモンです。
また、エストロゲンには
「LDLコレステロールの排泄や異化を促す効果」があります。
なので、分泌量が減ると必然的にLDLコレステロールの値が高くなってしまうのです。
エストロゲンの助けがなくなると、肝臓はLDLコレステロールをどんどん作って血液に送り出し始めます。
それなのに、戻ってくるLDLコレステロールを受け入れる方の間口は狭くしてしまうそうです。
肝臓から出て行ったけれど、戻る場所のないLDLコレステロールが血液中に増えてしまうのです。
閉経後にLDLコレステロールの値が高くなり、コレステロールが高いよと診断される方が30~40%いると言われています
これまでLDLコレステロールの値に問題がなかった方でも、更年期をきっかけに高LDLコレステロール血症になる方が増えるのです。
コレステロールと腸の関係は?
さて、コレステロールと腸の関係をお話ししていきます。
エストロゲンの助けがなくなると、肝臓はLDLコレステロールをどんどん作って血液に送り出してしまうので、血中のコレステロール量はとても高くなっていきます。
正直、運動をしても減らすことは難しいのです。
さて、食事をして小腸で吸収されたものが最初にいく場所、
それは「肝臓」です。
コレステロールは、7~8割が肝臓で脂肪や糖を使って作られます。2〜3割は、私たちが食べた食事から作られていきます。
脂質に偏った食事等の習慣があると、食事由来のコレステロールが非常に多く作られるようになります。
食べたものが小腸から肝臓に吸収されていくので、食事を整えていくことはとても大切です。
コレステロールを上げる食材は
牛乳や、バター、生クリームなどの乳製品
肉、ラード、臓物類(レバーやモツなど)
ベーコン
卵類(鶏卵や魚卵など)
マヨネーズといった動物性脂肪
などが挙げられます。
これらには特に注意していきましょう。
そして、「腸内細菌」を整えることも重要です。
肝臓の役割の1つに有害物質や異物の「解毒」があります。
腸内細菌が整い、腸が元気であれば
腸で有害物質や異物を処理し、肝臓の負担を減らすことができます。
しかし、腸内細菌の乱れがあると、腸での有害物質の処理が間に合わず
肝臓への負担が大きくなってしまうのです。
また、腸内細菌の乱れがあると、腸内でインドールという有害物質(毒素)が作られるのをご存知でしょうか?
この毒素(腐敗物質)は血液中に入り込み、最初にいく内蔵である肝臓に大きなダメージを与えます。
腸内細菌を整えることで、肝臓への負担を減らしていくことも
コレステロール値を安定させるためには重要なのです。
まとめ
女性は、閉経後エストロゲンの分泌が減少し、コレステロール値が上昇しやすくなります。
エストロゲンには、悪玉コレステロールの排泄を促す作用があるからです。
エストロゲンの助けがなくなると、肝臓はLDLコレステロールをどんどん作って血液に送り出してしまうので、血中のコレステロール量はとても高くなっていきます。
運動をしても減らすことは難しいとされています。
コレステロール値を整えていくために必要なことは、
・コレステロールを上げる食材には注意する
・腸内細菌を整え肝臓へ毒素が流れ込まないようにし、肝臓への負担を減らす
ことを意識していきましょう。
コレステロールのお薬を使い始めると、便秘やお腹の張りを感じる方が非常に多いです。
なるべくならお薬を使わずに、コレステロール値を下げていけるように腸活をしていけると良いです!
以上です。