静岡県浜松市にあります
腸もみ専門サロンaoiです。
普段、「呼吸」をみなさんはどのくらい意識して生活をしていますか?
「呼吸をしよう」と思ってしている方はほぼいないと思います。
呼吸は自律神経に支配されていて、
無意識下のうちに行われています。
しかし、自律神経の乱れが起きてくると、
呼吸が浅くなり、不調の原因に繋がってきます。
春は特に自律神経の乱れやすい季節。
腸に良い呼吸法を知って、毎日を過ごしやすくしていきましょう。
自律神経と呼吸について
自律神経とは、私たちの生命を維持するために必要なもの。
交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は、心身を活動させるための神経で、昼間に盛んに働いてくれます。
副交感神経は、昼間の緊張をゆるめ、心身を休息させるための神経で、リラックスしたり、夜眠っているときに働いています。
この2つがバランスよく働くことで、私たちの健康は保たれています。
しかし、ストレスや生活環境の変化などによってそのバランスが乱れ、交感神経が優位になりすぎてしまいます。
特に4月は、気温差もあったり、環境が変わる方も多く、自律神経が乱れやすい季節ですね。
さらに、自律神経は女性ホルモンの分泌にも関係しているので、女性のほうが自律神経の乱れが起きやすいのです。
呼吸もまた、自律神経によってコントロールされており、呼吸のリズムや深さは自律神経に大きな影響を与えます。
ストレスを感じているときは交感神経が優位になり、呼吸が浅く速くなるため、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
逆に、深呼吸をすると副交感神経が活性化され、心身がほぐれて自律神経のバランスが整います。
交感神経が高い状態が続いていると、呼吸が浅くなり、呼吸の筋力もどんどん低下していきます。そうすると、さらに呼吸をしづらい状況になっていってしまうのです。

呼吸が浅くなってしまうと…
日々、不安やストレスが続くと、呼吸が速く浅くなっていきます。
呼吸筋などの筋肉の緊張が影響し、さらに呼吸が浅くなっていきます。
呼吸には下記のような筋肉を使っていきます。
呼吸が浅くなっていったり、緊張が続いているとこれらの筋肉の低下が生じるのです。

引用:https://healthist.net/medicine/2512/
呼吸の筋力も低下してしまい、肋骨の位置が下がってくるなどの状態にもなりやすくなります。
そうすると、肺の位置が落ち、最終的には腸の位置もどんどん下の方に下がっていきます。
結果として、下がり腸になりやすい状態に…
呼吸が良い状態になれば
・自律神経が整っていく
・下がり腸の改善につながる
・酸素が取り込みやすくなり、代謝が上がる
などのプラスの状態に繋がっていくのです。
腸に良い簡単な呼吸法
では、呼吸法をお伝えしていきます。
せっかくなので腸にも良い呼吸の方法をお伝えしていきます。
①姿勢
天井から引っ張られるようなイメージで、背筋を伸ばします。
足はしっかりと地面につけて、ひざを肩幅に開きます。
手は「丹田」に添えます。(下記参照)

↓丹田の場所

②呼吸の方法
1 両手を丹田に当てて、丹田に意識を向けます
2 お腹を膨らませながら、鼻から5秒で息を吸います
この時しっかりお腹を膨らませましょう
3 お腹をへこませながら、少し前傾姿勢になりながら、10秒かけて口から息を吐きます
お尻(肛門)をキュッと締めると良いです
お腹を膨らませることで、腹圧がしっかりとかかります。
腹圧をかけることで腸への刺激にもなり、一石二鳥です。
この呼吸を、3分ほど毎朝行いましょう。
朝日を浴びながらやると、日光の力で夜の睡眠が促されるので、より効果アップを期待できます。
座って行っても良いですし、立ったまま行っても大丈夫です♪
ぜひ、呼吸法を取り入れて、
腸の状態をより良い状態にしていきましょう!