浜松の腸もみ専門
3D腸デトックス&リンパエステサロンaoiです。
今、話題の「高発酵性食物繊維」をご存知ですか?
今日は新たな食物繊維の分類をご紹介しますね。
今までの食物繊維の分類
これまでの食物繊維の分類は、
「水に溶けるかどうか」が基準になっていました。
大きくに種類に分けられ
・不溶性食物繊維(芋などの野菜、豆など)
・水溶性食物繊維(海藻、山芋、なめこなど)
の2つです。
腸の鍵を握る短鎖脂肪酸とは?
最近話題なのが、「高発酵性食物繊維」ですが、
腸内細菌による発酵で、短鎖脂肪酸が産生しやすいとされています。
腸管機能を正常に保つために必要な「短鎖脂肪酸」。
短鎖脂肪酸とは、腸内細菌が産生する
・酪酸
・プロピオン酸
・酢酸
などの有機酸を言います。
特に、酪酸は、大腸の栄養素として重要な機能を持っています。
腸のエネルギー源は以下の通りです。
小腸:グルタミン
大腸:酪酸(短鎖脂肪酸)
となっています。
しかも、酪酸は大腸だけでなく小腸でも重要な役割を果たします。
短鎖脂肪酸は、直接小腸の細胞のエネルギー源となり、細胞の再生を手助けしてくれるとされています。
酪酸(短鎖脂肪酸)は、食物繊維を餌にして増えていきます。
なので、これまでも短鎖脂肪酸を増やすためには、食物繊維をしっかり摂りましょう
ということは言われてきていました。
しかし、最近は酪酸を特に増やす効果のある新たな発酵食品の分類があります。
新たな発酵食品の分類とは?
腸内細菌が発酵することで短鎖脂肪酸が作られるのですが、
その作りやすさで分類されている発酵食品があります。
「発酵性食物繊維」は、食物繊維の中でも水溶性食物繊維に分類されています。
なので、大まかには水溶性食物繊維に分類がされます。
その中でも細かく見ていくと、以下のようになります。
特に、グアーガムやアラビノキシランなどの高発酵性食物繊維などを摂取すると、発酵分解率は75%以上と言われています。
寒天などは25%ほどなので、いかに酪酸産生率が高いかがわかります。
最近は、グァー豆を使用したサプリなども販売されています。
もしご興味のある方は、調べてみていただくと良いかもしれません♪
まずは、寒天を摂取してみたり、
パンを食べるときは全粒粉のパンを食べるなどして、発酵性の食物繊維を日頃から摂取していけるように工夫してみましょう。