便秘解消にヨーグルト!?牛乳!?効果はどうなのか解説します

浜松の腸もみ専門サロン
3D腸デトックス&リンパエステサロンaoiです。

今日は、便秘解消のために食べている方も多いヨーグルトについてお話ししますね。

ヨーグルトの成分について

ヨーグルトは、牛乳を発酵させて作られていますね。
牛乳には「乳糖」と呼ばれる成分が含まれています。

実は、この乳糖を分解するのが日本人はすごく苦手!

実に日本人の成人の8割が乳糖の分解がうまくできない
「乳糖不耐症」と呼ばれる状態なのをご存知でしょうか?

乳糖不耐症とは?

乳糖不耐症とは乳糖を含む牛乳やヨーグルトなどを食べると、
下痢、嘔吐、鼓腸、胃 腸不快感などの症状を引き起こす症状を言います。

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんのお乳を飲んで成長します。
母乳中には6%ほど含まれている乳糖を利用できないといけません。
なので、新生児は乳糖を分解する酵素を持って生まれてきます。
しかし、この乳糖分解酵素は成長と共に低下していき、成人になると8割以上の方がこの乳糖分解酵素がなくなってしまいます。

小学生くらいになると、牛乳を飲むと下痢する子が出てきたりしますよね。
これは、乳糖分解酵素の低下が原因です。
早い子では、1歳〜乳糖分解酵素の低下が見られてくる子もいるそうです。


国によっても差があって、
アメリカの白人は成人となっても十分な乳糖分解酵素を持っているそうです。
しかし、日本人やタイ人は成人となると80%以上の人が乳糖不耐症となってしまうのです。

結局ヨーグルトはどうなのか?

ヨーグルトにも、牛乳ほどではありませんが乳糖は含まれています。
実際、ヨーグルトを食べると下痢を引き起こす方もいれば、
便秘の方で食べているけど、何も症状が変わらない。
という方はもしかしたら、お腹の中で消化不良を起こして便秘を悪化させている可能性があります。

なので、私の考えですが、
下痢や便秘などの不快症状がない方は気にせず食べていただいて大丈夫ですが、それ以外の場合は

「嗜好品として時々食べるのならばOK!!」
という考えです。

毎日ヨーグルトを食べなきゃ!と頑張って食べる必要はないかな?
という感じです^^

中には、便秘が気になるから敢えて牛乳を飲んで無理やり出しているという方もいらっしゃるかもしれません。
腸への負担がかかっていることは忘れないでいただけたら嬉しいです。

まとめ

ヨーグルトや牛乳には、「乳糖」という成分が含まれています。
乳糖を分解する酵素を日本人の8割が持っていないと言われています。

なので、便秘が気になるから毎日食べなきゃ!と無理することはなく、
それ以外の食べ物で腸活していただくことも検討してみると良いと思います。

【腸活ナース解説】腸とコレステロールのこと

静岡県浜松市にあります
【腸もみ専門】3D腸デトックス&リンパエステサロンaoiです。

・コレステロールが高くなってきた!
・コレステロールを血液検査で指摘されるようになった

などのお悩みをお持ちの方にぜひ読んでいただけたら嬉しいです!

コレステロールとは?

コレステロールは、細胞膜やホルモン、胆汁酸などの材料となる、脂質の一種で、健康維持に欠かせない物質です。

コレステロールの他の役割は、

・細胞膜の構成成分として、細胞と栄養分のやりとりを可能にする
・ホルモンや胆汁酸、ビタミンKの材料になる
・脂質の消化・吸収を助ける胆汁酸の原料になる
などがあります。

コレステロールは、
・体内で合成されるもの(70〜80%)
・食事から摂取するもの(20〜30%)
があり、体内の量は一定に保たれていて、

①LDLコレステロール
②HDLコレステロール

の2種類があります。

①LDLコレステロール(正常:70〜140m g /dL)
いわゆる「悪玉」と言われるコレステロール。
肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割をしていて、LDLがあること自体は問題ではないのですが、量が多くなってしまうと動脈硬化などを引き起こす原因になるのが問題です。

②HDLコレステロール(正常:40〜70mg/dL)
いわゆる「善玉」コレステロール。
・増えすぎたコレステロールを回収
・血管壁に溜まったコレステロールを取り除いて、肝臓に戻す働き
などがあります。
LDLコレステロールとは逆で、動脈硬化を抑制する働きがあります。

善玉・悪玉と名前がついているので腸内細菌と混乱される方が多いのですが、
腸内細菌とは別物になります。

閉経後にコレステロールが増える理由

女性のLDLコレステロールが更年期に入ると高くなりやすいのは、ホルモンバランスの変化が原因です。
閉経すると、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンのの分泌量が減少します。
エストロゲンは、女性らしさをつくるホルモンで、成長とともに分泌量が増え、生殖器官を発育、維持させる働きをもっています。
女性らしい丸みのある体形をつくったり、肌を美しくしたりする作用もあるホルモンです。
また、エストロゲンには
LDLコレステロールの排泄や異化を促す効果」があります。
なので、分泌量が減ると必然的にLDLコレステロールの値が高くなってしまうのです。

エストロゲンの助けがなくなると、肝臓はLDLコレステロールをどんどん作って血液に送り出し始めます。
それなのに、戻ってくるLDLコレステロールを受け入れる方の間口は狭くしてしまうそうです。
肝臓から出て行ったけれど、戻る場所のないLDLコレステロールが血液中に増えてしまうのです。

閉経後にLDLコレステロールの値が高くなり、コレステロールが高いよと診断される方が30~40%いると言われています
これまでLDLコレステロールの値に問題がなかった方でも、更年期をきっかけに高LDLコレステロール血症になる方が増えるのです。

コレステロールと腸の関係は?

さて、コレステロールと腸の関係をお話ししていきます。

エストロゲンの助けがなくなると、肝臓はLDLコレステロールをどんどん作って血液に送り出してしまうので、血中のコレステロール量はとても高くなっていきます。
正直、運動をしても減らすことは難しいのです。

さて、食事をして小腸で吸収されたものが最初にいく場所、
それは「肝臓」です。

コレステロールは、7~8割が肝臓で脂肪や糖を使って作られます。2〜3割は、私たちが食べた食事から作られていきます。
脂質に偏った食事等の習慣があると、食事由来のコレステロールが非常に多く作られるようになります。

食べたものが小腸から肝臓に吸収されていくので、食事を整えていくことはとても大切です。

コレステロールを上げる食材は
牛乳や、バター、生クリームなどの乳製品
肉、ラード、臓物類(レバーやモツなど)
ベーコン
卵類(鶏卵や魚卵など)
マヨネーズといった動物性脂肪

などが挙げられます。
これらには特に注意していきましょう。

そして、「腸内細菌」を整えることも重要です。
肝臓の役割の1つに有害物質や異物の「解毒」があります。
腸内細菌が整い、腸が元気であれば
腸で有害物質や異物を処理し、肝臓の負担を減らすことができます。

しかし、腸内細菌の乱れがあると、腸での有害物質の処理が間に合わず
肝臓への負担が大きくなってしまうのです。

また、腸内細菌の乱れがあると、腸内でインドールという有害物質(毒素)が作られるのをご存知でしょうか?
この毒素(腐敗物質)は血液中に入り込み、最初にいく内蔵である肝臓に大きなダメージを与えます。

腸内細菌を整えることで、肝臓への負担を減らしていくことも
コレステロール値を安定させるためには重要
なのです。

まとめ

女性は、閉経後エストロゲンの分泌が減少し、コレステロール値が上昇しやすくなります。
エストロゲンには、悪玉コレステロールの排泄を促す作用があるからです。

エストロゲンの助けがなくなると、肝臓はLDLコレステロールをどんどん作って血液に送り出してしまうので、血中のコレステロール量はとても高くなっていきます。
運動をしても減らすことは難しいとされています。


コレステロール値を整えていくために必要なことは、
・コレステロールを上げる食材には注意する
・腸内細菌を整え肝臓へ毒素が流れ込まないようにし、肝臓への負担を減らす

ことを意識していきましょう。

コレステロールのお薬を使い始めると、便秘やお腹の張りを感じる方が非常に多いです。
なるべくならお薬を使わずに、コレステロール値を下げていけるように腸活をしていけると良いです!

以上です。

大腸の栄養補給!本物の「オリゴ糖」摂っていますか?

静岡県浜松市にある
腸もみ専門 3D腸デトックス&リンパエステサロンaoiです。

腸活で良く耳にするのは・・・

食物繊維
発酵食品
オリゴ糖

この3つではないでしょうか?

今日はこの中で
「オリゴ糖」
について解説していきます。

オリゴ糖とは

オリゴ糖は、大腸にいる酪酸菌(善玉菌)のエサになるものです。
酪酸は、大腸を動かすためのエネルギー源となり、大腸の細胞が元気になっていくために必要不可欠なものです。

大腸で酪酸菌がしっかりと作られるようになると

大腸が動くようになる(便秘の改善)
脳のセロトニンを増加させる(睡眠の質が良くなる)
冷え性の改善
粘膜再生が進む
骨形成を促す

など、腸の機能が向上することで、全身に嬉しい影響が出るようになります。

ちなみに、酪酸菌を含む食材は
ぬか漬けや臭豆腐です。

酪酸菌が入ったサプリメントも気軽に手に入ります。
サプリメントだと手軽に酪酸菌を摂取することが可能ですが、1粒の中に含まれる酪酸菌の数は少ないため、実はあまり効率が良くないとされています。

どのように酪酸菌を増やせば良いのか・・・
一番良いのは、元々腸内にいる酪酸菌を増やしていくこと!

日本人は欧米人と比べ、腸内の酪酸菌が多い人種と言われています。これは、日本人だけが持っている特性と言われています。

なので、今ある酪酸菌(つまり、自分にあった酪酸菌)を増やしていき、
効率の良い腸活をしていくのがおすすめなのです!

市販のオリゴ糖の内容

オリゴ糖にはさまざまな種類がありますが、一般的に、スーパーや薬局などで販売されているのは「乳糖果糖オリゴ糖」と呼ばれるものです。

乳糖果糖オリゴ糖は、砂糖の成分「ショ糖」と牛乳に含まれる「乳糖」を原料にしたオリゴ糖で、一般的に「乳果オリゴ糖」と呼ばれていて、「ラクトスクロース」という別名もあります。

↓一般的に販売されているオリゴ糖の一例

なので、甘さもあり、砂糖代わりに使用される方も多いと思います。
意外と糖質もあり、お砂糖代わりに使用したのに、カロリーを摂りすぎていた…..ということも起こってしまいます。

おすすめのオリゴ糖「長沢オリゴ」

私も愛用しているオリゴ糖があります。
「長沢オリゴ」という商品なのですが….


この長沢オリゴは
水溶性食物繊維(フラクトオリゴ糖・ガラクトオリゴ糖)を99%以上含んでいます。
(オリゴ糖は食物繊維の仲間 という認識で大丈夫です。)

なんと糖質は1%以下。

沢山とっても、糖質含有量が少ないため、血糖値はほとんど上がりません。
市販のオリゴ糖のように甘みはほとんどありません。

日本企業が製造をし、不純物は含まれていないことが証明されています。
主成分である、フラクトオリゴ糖は、ニンニクや玉ねぎ、牛蒡などに含まれているもので、安全性は問題がありません。

1日に10g〜30gをお腹の調子に合わせて
少しずつとってみてください♪

味はほぼ無味で、サラッとしているので溶けやすいのが特徴です。
お味噌汁、コーヒー、お茶など
何にでも合わせられます。

もちろん、お子様にも妊婦さんにも大丈夫です。
お子様の便秘対策に使われている方も多いそうです。
お子様の便秘に悩まれている場合は、少しずつお子様のお食事に溶かして使ってみてくださいね。


腸内細菌が変わってくるまでに最低でも3ヶ月はかかります。

なので、摂ったからすぐに腸が良くなる
というわけではないですが、酪酸菌を増やし、大腸を元気にするために毎日の習慣にしてみませんか?
また、酪酸はすぐに消費をされてしまいます。なので、常に酪酸を増やすためのアクションを起こし続けてあげなければなりません。

サロンで販売をしております。
ご質問がありましたら、いつでもLINEでいただけたらと思います。

即効性のある腸活はあるの?すぐに解消したい時は?

浜松の腸もみ専門サロン
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どうしても便秘を解消したい時・・
ありますよね。

即効性のある腸活があるのか?解説していきますね。

即効性のある腸活はあるの?

結論から言うと
「腸の状態による」

と思います。

例えば、食物繊維の多い食材を食べると
すぐに便秘が解消する方もいらっしゃれば、

同じものを食べても、何も変化がない方もいる。

腸内細菌のバランスであったり、
現在の腸の状態によって、この食材が良いと言うのも個人差があります。

意外と多いのが、
牛乳を飲んで便秘を解消している」
という方。

これは、腸に負担をかける便秘解消法なのでお勧めしません。
詳しくは上のURLをクリックしてご覧になってください。


即効性を求めるのではなく、日頃からの腸活の見直しを。

サロンにも時々、
「今すぐ便秘を解消したいので、どうにかしてください」

と駆け込まれる方もいらっしゃいます。(新規の方です)

腸もみで、腸に刺激を与えて
内臓の位置を整えて・・結果的にお通じが出る
と言うのは可能です。

しかし、腸もみを受けたら便秘が解消すると言うわけではありません。

腸もみも続けていってこそ。
腸もみだけでなく、食事改善をしていくから結果が出る。

と言うことは大前提です!!

なので、厳しいかもしれませんがそこはお伝えをさせていただいております。

日頃からの腸活を見直すお手伝いは出来ます。
なので、即効性を求めるのではなく、
日々の腸活を見直して、根本からの改善を目指していきましょう。

緊急性の高い時は、病院を受診しましょう

例えば、便秘に伴う急激な腹痛、
嘔吐や下痢を伴う場合などは
迷わずに病院を受診しましょう。

イレウス(腸閉塞)、感染症などの可能性もありますので、
便秘だからと侮らずに、緊急性の高い場合は受診を考慮してくださいね。

それ以外の際はいつでもご相談お待ちしております!!

【人には聞けない・・】便秘じゃないのにオナラが臭い!?

浜松の腸もみ専門サロン
3D腸デトックス&リンパエステサロンaoiです。

今日は
・「オナラのにおい」が気になっている
・便秘じゃないのにオナラが臭い・・

というお悩みにお答えしようと思います。

そもそもおならとは?

おならは、お腹の中らお尻を通って、体の外に排出されるガスのことです。
ガスの約7割は口から飲み込んだ空気と言われています。
よく喋る方など、食べるときに空気を一緒に飲み込んでしまう方はおならが自然に多くなります。

飲み込んだ空気などに加えて
・血液から腸の粘膜を通って出てきたガス
・腸内細菌の働きで発生するガス
が一緒になっておならになります。

口から飲み込んだ空気などが原因のガスの成分は無臭で、においはほぼ無いです。

オナラの臭いが気になる・・原因①食べ物

おならのにおいは、腸内の腸内細菌によって食物が分解される時に発生するガスに大きく関係があります。
ガスの臭いは食べたものによって大きく変わってきます。

・肉類
お肉は、腸内の悪玉菌のエサとなり、悪玉菌を増やしてしまいます。お肉を食べた翌日などは、オナラの臭いがいつもより気になりやすくなります。

・にんにく・玉ねぎ
硫黄成分を多く含んでいるため、オナラの悪臭の原因になる、インドールやスカトールを作ってしまいます。食べ過ぎは注意ですね。

・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
日本人の9割が乳糖不耐症(乳糖を分解する酵素を持っていないため消化に負担がかかる状態)と言われています。なので、ヨーグルトなどを食べるとお腹の中で腐敗して、オナラの原因になります。

・コーヒー
多量に飲用すると消化が悪くなり悪臭を作る原因になってしまいます。

・お酒
分解過程で作られるアセトアルデヒドは、においの元になります。


オナラの臭いが気になる・・・原因②ストレス

ストレスもおならとは密接な関係にあります。
ストレスを抱え込みすぎると、自律神経のバランスが乱れて副交感神経が上手く働かなくなり胃腸の動きが悪くなってしまいます。
そうすると、食べ物の消化が悪くなってしまい、ガスが溜まりやすい状態になってしまうのです。

消化できない状態が続くことで、胃腸の中で食べたものが腐敗してしまい、それがオナラの臭いにも繋がってしまうのです。

オナラの臭いが気になる・・・原因③腸内細菌の乱れ

お腹の中の悪玉菌が増えることで臭いが増します。

悪玉菌はたんぱく質や脂質が中心の食事を多く食べていたり、不規則な生活、便秘などが原因で増殖します。
悪玉菌の一つであるウェルシュ菌などが肉などのタンパク質を分解すると、
悪臭の原因になる成分を発生させます。

ちなみに、善玉菌は腸内で食物繊維やオリゴ糖などのエサを発酵させて、増えていきます。そのときに、ガスを発生させるのですが、この時発生するガスは二酸化炭素がほとんどで、ニオイはほぼありません。

便秘じゃ無いのにおならが臭いのはなぜ?

便秘では無いのに、オナラの臭いが気になる・・という方もいらっしゃると思います。

サロンで多くのお客様を見させていただいて思うことは、
・生活習慣の乱れ(睡眠不足、食事が不規則、または食物繊維を摂りすぎているなど)

・実は隠れ便秘
 出ているようで、便がたくさん溜まっているという方、多いですよ!

・下痢が続いている
 下痢で出ているような感覚があっても、実際は下痢の方は腸内細菌の乱れが非常に強くありま
 す。腸内が弱っている状態です。なので、ガスも溜まりやすく、臭いも気になりやすくなりま
 す。

原因はお話を伺っていけば、もっと深掘りしながら原因を解明していくことができると思います。

ぜひ、おならが気になっている!という方は
一度ご相談くださいね。

ヨーグルトは花粉症対策の逆効果である確かな根拠を解説!

浜松の腸専門サロン
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3月に突入し、少しずつ暖かい毎日が訪れる季節になってきましたね。

この季節になると悩む方が増えてくるのが
「花粉症」ですよね・・・

私も過去には花粉症で悩んでいた経験があり、
小学生の頃からアレルギー性鼻炎で悩み続けていたほどです。
今では、花粉症の悩みはスッキリ解消しています。

花粉症の対策として、よくヨーグルトを食べると良いよ!
と聞いたことはありませんか??

これは「腸活」をすると花粉症に効果があるよ
という意味が含まれていると思いますが、
実は花粉症対策にヨーグルトを食べることは、私はあまりおすすめしません。

その理由を徹底解説しますね!

花粉症のメカニズム

最近の研究で、腸内細菌がアレルギー症状発症に深く関わっているという証拠が次々に明らかにされています。

花粉症のメカニズムと対策を簡単にまとめた図がこちらです。

私たちの体内には、生まれつき

・免疫を強めるリンパ球

・免疫が行きすぎないよう抑えるリンパ球

この2つのバランスが取れていることで重い感染症などにかからずに生きていられます。

しかし、腸内環境が乱れることで、免疫を抑える方のリンパ球(防御性T細胞と言います)の働きが弱くなり、アレルギー反応の抑制が効かず、アレルギーを発症するとされています。

花粉症は、アレルゲンである花粉が体内に入ってきた時に、免疫に対する抗体が過剰に作られることで生じるアレルギーの状態です。

これが花粉症発症のメカニズムです。

花粉症にヨーグルトと言われる理由

ヨーグルトの乳酸菌の働きで、免疫に対する抗体が過剰に作られることをを抑えられ、花粉症予防や改善に繋がる可能性があると考えられているそう。

これは、つまり
「腸内環境を整えることで、
 ・免疫を強めるリンパ球
 ・免疫が行きすぎないよう抑えるリンパ球
 のバランスが整えられる」

ということです。

しかしながら、ヨーグルトを食べても
日本人の8割の人は腸内環境は良くならないとされています。

牛乳やヨーグルトには「乳糖」という成分が含まれているのですが、
乳糖を分解する酵素を日本の8割以上の成人はこの酵素を持っていないというデータがあります。

牛乳の中に含まれる「乳糖」を消化吸収のため分解する消化酵素が、小腸で分泌不足が生じると、消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状がでます。

結果、下痢をしてしまうことで、
腸内細菌が洗い流されてしまうのです。
良い菌も悪い菌も両方洗い流されてしまい、腸内は良い意味でも悪い意味でもリセットされ続け、腸内環境は悪化の一途をたどります。

また、便秘の方でヨーグルトを食べても何の変化もない場合、
ヨーグルトが腸内で消化不良を起こし、便秘を悪化させている可能性があるとされています。

なので、ヨーグルトを食べるから腸内環境が良くなるとは言い切れません。

もちろん、ヨーグルトがお身体に合っている方もいらっしゃるので、症状を見て食べる食べないの判断をしてくださいね!

花粉症に本当に効果のある食材は?

免疫を抑える方のリンパ球を増やすことができれば、花粉症の症状は落ち着いてきます。

このリンパ球を増やすのに関わっているのが腸内細菌もうの中で、
酪酸(らくさん)を産生する酪酸菌とされています。

酪酸菌によって腸内で作られた酪酸は、腸の粘膜を通過し、結果的に免疫を抑える方のリンパ球を増やしてくれると言われています。

酪酸菌を増やすためにはどうしたら良いか。

酪酸菌を含む食材を食べ、酪酸菌の餌となる食物繊維をしっかりとる事です!

酪酸菌を多く含む食材は、

・ぬか漬

・納豆

などです。

ぜひ、このブログを読んで、ぬか漬けをやったことがない方は
ぬか漬けを始めてみていただけたら嬉しいです♪

楽天roomからも購入できます^^

まとめ

花粉症対策で、ヨーグルトを食べると
逆に腸内環境が悪化してしまう場合があるので、ヨーグルトを食べる場合は、お腹の症状に注意して取り入れていきましょう。

ぬか漬けや、納豆に含まれる酪酸は、腸の粘膜を通過し、結果的に免疫を抑える方のリンパ球を増やしてくれると言われています。

花粉症対策に、ぬか漬けを始めてみていただくのもおすすめです♪

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