浜松の腸専門サロン
3D腸デトックス&リンパエステサロンaoiです。
3月に突入し、少しずつ暖かい毎日が訪れる季節になってきましたね。
この季節になると悩む方が増えてくるのが
「花粉症」ですよね・・・
私も過去には花粉症で悩んでいた経験があり、
小学生の頃からアレルギー性鼻炎で悩み続けていたほどです。
今では、花粉症の悩みはスッキリ解消しています。
花粉症の対策として、よくヨーグルトを食べると良いよ!
と聞いたことはありませんか??
これは「腸活」をすると花粉症に効果があるよ
という意味が含まれていると思いますが、
実は花粉症対策にヨーグルトを食べることは、私はあまりおすすめしません。
その理由を徹底解説しますね!
目次
花粉症のメカニズム
最近の研究で、腸内細菌がアレルギー症状発症に深く関わっているという証拠が次々に明らかにされています。
花粉症のメカニズムと対策を簡単にまとめた図がこちらです。
私たちの体内には、生まれつき
・免疫を強めるリンパ球
・免疫が行きすぎないよう抑えるリンパ球
この2つのバランスが取れていることで重い感染症などにかからずに生きていられます。
しかし、腸内環境が乱れることで、免疫を抑える方のリンパ球(防御性T細胞と言います)の働きが弱くなり、アレルギー反応の抑制が効かず、アレルギーを発症するとされています。
花粉症は、アレルゲンである花粉が体内に入ってきた時に、免疫に対する抗体が過剰に作られることで生じるアレルギーの状態です。
これが花粉症発症のメカニズムです。
花粉症にヨーグルトと言われる理由
ヨーグルトの乳酸菌の働きで、免疫に対する抗体が過剰に作られることをを抑えられ、花粉症予防や改善に繋がる可能性があると考えられているそう。
これは、つまり
「腸内環境を整えることで、
・免疫を強めるリンパ球
・免疫が行きすぎないよう抑えるリンパ球
のバランスが整えられる」
ということです。
しかしながら、ヨーグルトを食べても
日本人の8割の人は腸内環境は良くならないとされています。
牛乳やヨーグルトには「乳糖」という成分が含まれているのですが、
乳糖を分解する酵素を日本の8割以上の成人はこの酵素を持っていないというデータがあります。
牛乳の中に含まれる「乳糖」を消化吸収のため分解する消化酵素が、小腸で分泌不足が生じると、消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状がでます。
結果、下痢をしてしまうことで、
腸内細菌が洗い流されてしまうのです。
良い菌も悪い菌も両方洗い流されてしまい、腸内は良い意味でも悪い意味でもリセットされ続け、腸内環境は悪化の一途をたどります。
また、便秘の方でヨーグルトを食べても何の変化もない場合、
ヨーグルトが腸内で消化不良を起こし、便秘を悪化させている可能性があるとされています。
なので、ヨーグルトを食べるから腸内環境が良くなるとは言い切れません。
もちろん、ヨーグルトがお身体に合っている方もいらっしゃるので、症状を見て食べる食べないの判断をしてくださいね!
花粉症に本当に効果のある食材は?
免疫を抑える方のリンパ球を増やすことができれば、花粉症の症状は落ち着いてきます。
このリンパ球を増やすのに関わっているのが腸内細菌もうの中で、
酪酸(らくさん)を産生する酪酸菌とされています。
酪酸菌によって腸内で作られた酪酸は、腸の粘膜を通過し、結果的に免疫を抑える方のリンパ球を増やしてくれると言われています。
酪酸菌を増やすためにはどうしたら良いか。
酪酸菌を含む食材を食べ、酪酸菌の餌となる食物繊維をしっかりとる事です!
酪酸菌を多く含む食材は、
・ぬか漬
・納豆
などです。
ぜひ、このブログを読んで、ぬか漬けをやったことがない方は
ぬか漬けを始めてみていただけたら嬉しいです♪
楽天roomからも購入できます^^
まとめ
花粉症対策で、ヨーグルトを食べると
逆に腸内環境が悪化してしまう場合があるので、ヨーグルトを食べる場合は、お腹の症状に注意して取り入れていきましょう。
ぬか漬けや、納豆に含まれる酪酸は、腸の粘膜を通過し、結果的に免疫を抑える方のリンパ球を増やしてくれると言われています。
花粉症対策に、ぬか漬けを始めてみていただくのもおすすめです♪