静岡県浜松市にある腸もみ専門サロンaoiです。
健康診断などで指摘されることが多い
「貧血」。
これを読んでくださっている方でも
指摘されたことあるよー!とか引っかかったことある!
という方も多いのではないのでしょうか?
日本人女性の5人に1人は貧血と言われています。
特に女性は鉄分不足によって起こる
「鉄欠乏性貧血」の方が多いです。
生理で毎月約30mgの鉄分が失われるためです。
女性は生理もあるので
普段から鉄分を意識した食事をしているよ!
という方も多いと思います。
今日は改めて「鉄分」のことを知っていただけたら嬉しいです!
鉄分って何?不足するとどうなる?
鉄分の65%は、血液中のヘモグロビンの構成成分です。
酸素を全身に運搬するという重要な役割を果たしています。
しかし、鉄分が不足すると、ヘモグロビンが合成されず
ヘモグロビンの少ない小さい赤血球が産生されてしまいます。
すると、全身に酸素が行き渡らなくなり、
めまいや疲れやすいなどの症状が出てきます。
さらに鉄不足が進んでしまうと
重度の鉄欠乏性貧血につながり、スプーン爪など他にも症状が見られるようになってしまいます。
鉄分が多い食材は何?
貧血の改善のためにできることをネットやSNSで検索すると
鉄分の多い食材が紹介されることが多いのですが
鉄分の多い食材とはどんなものでしょうか?
鉄分には「ヘム鉄」「非ヘム鉄」の2種類があります。
特に「ヘム鉄」は吸収の良い鉄分です。
レバーや、赤肉、魚介類などに多く含まれています。
特に動物性のヘム鉄は、体の吸収率が10〜30%なので吸収率が良いとされています。
ちなみに「非ヘム鉄」は、吸収率は5%以下。
野菜(小松菜やパセリ)、海藻などに多く含まれます。
効率よく摂取するには、「ヘム鉄」の方が良さそうです。
しかし、毎日ヘム鉄を多く含むからと言って、お肉をたくさん食べてしまうと
悪玉菌が増えすぎてしまいます。
何事もバランスが大事ですね。
サプリや病院の薬で鉄分を摂れば良い?
食事だと効率が悪いから
サプリや病院で処方してもらった鉄剤を飲んでいるよ
という方もいらっしゃると思います。
しかし、病院で処方される鉄剤はいずれも
「非ヘム鉄」のもの。
吸収が悪く、胃腸障害をきたしやすいものしか医療機関では処方ができないそうです。
サプリの場合は「ヘム鉄」を使ったものが多く販売されているのですが、
内容がしっかりとわからないものも多いので内容を見極める必要があります。
鉄分は、できれば自然に近い形で摂取できるのが良いので、
鉄の調理器具などを使っていただくのがベストです。
Aoiでは、もっと簡単に鉄を日常で取り入れられる方法もお伝えしています。
貧血予防には鉄分だけでOK?!
貧血予防のために、鉄分だけ摂ればいいんだよね!
というわけではないので注意が必要です。
ヘモグロビンは鉄(ヘム)+タンパク質(グロビン)
が結合してできています。
なので、タンパク質も一緒に摂取する必要があります。
また、赤血球の合成には、
・ビタミンB12
・葉酸
も必要なので意識する必要があります。
腸のためにも鉄分が必要!!
腸内環境が悪いと、カンジタ菌などの悪玉菌が鉄分などのミネラルを餌にしてしまうため、鉄分の吸収が悪くなってしまいます。
なので、意識して鉄を摂取し始めると
お腹の調子が悪くなった….という方もいらっしゃいます。
しかし、腸の状態を良くするためにも鉄は必要です。
お腹の症状を見ながらにはなりますが、鉄分はしっかりと摂っていただけると良いです。
腸内環境が良くなってくると
鉄の吸収率はアップしてきます。
ぜひ、腸のためにも鉄を意識して摂取していきましょう。
サロンではどうして腸にとって鉄分が重要なのか、
詳しくお話ししています♪
気になる方はぜひお問い合わせくださいね!