【下痢の対症療法薬】ロペミンってどんな薬?

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下痢の対症療法薬として、または過敏性腸症候群の治療に使われることのあるロペミンについて解説していきます。

目次

ロペミンってどんな薬?

腸の運動を強力におさえ、また腸管での水分の吸収を増やします。
この作用で、強い下痢止め効果を発揮します。
子供〜大人まで、下痢の症状の治療に広く使用されています。
しかし、このお薬は対症療法薬ですので、
下痢の原因そのものを治すことはできず、過敏性腸症候群の直接的な治療薬ではありません
のでご注意を。

ロペミンの副作用は?

長く飲み続けると、ひどい便秘を起こすことがあると言われています。
特に、小さい子供や高齢者は症状が出やすいので、注意が必要です。

それ以外には、
・腹部膨満感
・発疹
・口渇
・眠気

などの症状、ひどい場合はイレウスなどを引き起こすこともあるので、気になる症状があれば必ず医師に相談をしてくださいね。

ロペミンの注意点は?


O157や赤痢菌などによる重い出血性大腸炎には内服はできません。
下痢を止めると、かえって治りが悪くなる可能性があります。
その他の感染性下痢症や潰瘍性大腸炎に対しても基本的には内服はできません。

ロペミンは、辛い下痢を抑える一時的な対症療法薬です。

根本的な原因を把握し、長期服用は避けて使用をしてくださいね。

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